「日・ASEAN航空環境技術セミナー」にて当社取締役執行役員CSO 辻佳子が登壇

2024年12月11日に国土交通省航空局主催による「日・ASEAN航空環境技術セミナー」が開催され、当社取締役執行役員CSO 辻佳子が 「空港における環境・脱炭素化の取り組みと技術」 をテーマに講演を行いました。

本セミナーは、ICAO（国際民間航空機関）総会において、国際航空分野の脱炭素化長期目標「2050年ネットゼロ」が採択されたことを背景に、日本の先進的な空港環境技術をASEAN各国へ紹介する目的で開催されました。
2024年1月にバンコクで第1回が実施され、今回は第2回として行われました。

当日の概要
本セミナーには、ASEAN各国の航空局職員が参加し、それぞれの環境への取り組みが紹介されました。また、日本の航空局からも我が国の取り組みが発表され、さらに日本企業による技術紹介も行われました。
当社は、日本独自の空港技術インフラ「固定式埋設型GPU/PCA」を紹介し、長年にわたり日本の主要空港における脱炭素化とCO₂削減に貢献してきた実績について説明しました。
講演後のミーティングでは、多くの参加者から高い関心と期待の声をいただき、有意義な意見交換が行われました。

今後の取り組み
国土交通省航空局は、ASEAN各国における「空港EMS（Environmental Management System）」の情報プラットフォーム構築や、日本国内でのトレーニング支援など、継続的な協力を計画しています。
当社も今後、航空産業のさらなる発展に向けて、積極的な環境活動および広報活動を展開してまいります。