バッテリー駆動式GPU夏期運用実証試験について

当社の新たな「移動式GPU」である「バッテリー駆動式GPU」の夏期運用実証試験を関西国際空港にて、関西エアポート社ならびに日本航空グループ各社のご協力を得ながら、7月下旬より約1ヶ月の予定で開始しました。
（今年1月に行った、冬期運用実証試験では、‐20℃以下の環境下でも十分な性能が確認できました）

一般的に、リチウムイオンバッテリーの充電温度は45℃程度とされており、夏期の高温に加えて強い日差しと路面からの照り返しは、通常のバッテリーにとって過酷な条件となりますが、今回の夏期実証試験では、当社のバッテリー駆動式GPUが、温度上昇等に耐え十分な性能を担保できるか否かを検証する予定です。
高温となる駐機場で定期運航便を用いて、バッテリーの温度上昇確認や、充電から航空機への接続・供給までの一連の運用が設計どおり行えるか等を確認します。

一つ一つ実績を積み重ね信頼性確立を進めてまいります。