100%バイオ ディーゼル燃料使用におけるCO2削減量について~中間報告~
2024.10.24
当社は成田空港において、2023年4月の中・小型旅客機対応の移動式GPUに加え、2024年4月より大型旅客機対応の移動式GPUの2台体制で、100%バイオディーゼル燃料の実証検証を行ってまいりました。
過去に掲載した記事につきましては、下記リンクをご覧ください。
◆成田空港で100%バイオ ディーゼル燃料を使った移動式GPUでの実証試験を開始しました
◆成田空港で大型旅客機対応の移動式GPU(180kVA)の100%バイオディーゼル燃料を使った実証実験を開始
検証開始から半年が経過し、その間の燃料消費量から100%バイオディーゼル燃料のライフサイクルアセスメント(*1)により、CO2排出量を実質ゼロと考えた場合のCO2削減効果を報告いたします。
*1 工業製品や農業製品(またはサービス)が作られ、その役目を終えるまでに辿る一連の流れ(ライフサイクル)を、評価や査定(アセスメント)することです。
【実証実験結果(中間報告)】
供給機会に左右される部分もありますが、想定していた削減量を上回る見込みであり、より一層のCO2削減が期待できることをお知らせいたします。
(参考データ)
2台の移動式GPUCO2削減量
・中・小型旅客機対応のGPU(90kVA):22.9トン-CO2
・大型旅客機対応のGPU(180kVA) :17.9トン-CO2 合計40.8トン/6ヵ月
当社は、更に100%バイオディーゼル燃料の普及を促進するなど、活用領域を広げ、空港における脱炭素化に向けて、邁進してまいります。
100%バイオディーゼル燃料の給油風景 100%バイオディーゼル燃料による電力供給風景