2024年1月17日、環境省の皆様が当社航空機用動力供給設備を視察

2024.03.08

2024年1月17日、環境省の水・大気環境局 脱炭素モビリティ事業室の皆様が、羽田空港の当社航空機用地上動力供給設備(以下GPU)を視察されました。

環境省は、国土交通省と連携して進める2050年カーボンニュートラルの実現に向けた空港・港湾・海事分野における脱炭素化促進事業に伴い、空港分野において「駐機中の航空機の電気・冷房の供給に伴うCO2の大幅排出削減に資する再エネ活用型GPU等の導入」を支援しております。

当社は羽田空港にて環境省の支援を受け、補助金を活用したGPUの導入を進めており、今回の視察は環境省より実際の導入状況と現場の意見を聴取したいとの申入れを受けて実現したものです。

視察当日は、実際のGPUやEV充電設備の視察に加えて、動力供給事業の概要、地下埋設型固定式および移動式GPU設備の設置状況や、利用促進に関する各航空会社への取り組み、国産初バッテリー駆動式GPU(Be power.GPU)およびGPU設備電源部を活用したEV充電設備の今後の展開などについてご説明し、環境省の皆様より様々なご質問を頂きながら、当社の空港脱炭素化に寄与する事業活動にご理解を深めていただきました。

今後も空港における脱炭素化に向けて、全力で取り組んでまいります。

(地下埋設型の電力ケーブルおよび空調のホースの説明状況写真)

(補足)
GPUとは、空港に駐機中の航空機が必要な動力(電気・空調)を地上から供給するための設備です。各航空会社はGPUを利用することにより、駐機中の航空機の補助動力装置(APU:Auxiliary Power Unit)を停止することができ、駐機中の航空機からの「CO2排出ガスの低減」、「騒音の低減」、「航空機燃料の削減」に貢献することができる設備です。

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